より良い求人情報の探し方、と聞いたとき皆さんは何か具体的な方法が思い浮かぶでしょうか。
年代が比較的上の方であれば、ハローワーク(https://www.hellowork.go.jp/)や友人・知人に相談してみると答えられる方が多いでしょうし、そうでなければインターネット等で求人情報を探す、ということを思い浮かべられることが多いのではないかと思います。

確かに、医師求人を探すにあたり、これが正しい。
これが一番ですという答えはないかもしれません。
でも、逆に考えれば色々な方法があるからこそ、その中より「あなたにとってできるだけ良い」形で、求人探しを進めることができれば、それが一番良いのではないでしょうか。

そこで、今回は一つのテーマとして「一人で悩まず、誰かに相談する方法」として、少し求人探しに関するお話をしてみたいと思います。

〜1人で探さないという選択〜

新たな仕事を探すのに、自分一人で探さないと聞けば、なんだか変な感じがするかもしれませんね。
でも、少し考えてみてください。
最終的に仕事を決めるのはあなた自身の選択かもしれませんが、やはり仕事を探す上で大切にしていただきたいのは、人脈であったり、あなたの選択に対する客観性ではないかと思うのです。

一人でこういった作業を行っていると、ついつい主観的になりすぎて、冷静な判断ができなくなることがあります。
仕事を探す際の条件に偏りがあったり、えり好みが強く出過ぎたり、折角のあなたの良さを活かせるような選択ができなかったりと、このようなことが出てきてしまいがちなんですね。

そこでお勧めしたいのが誰かに相談するという方法。
というよりは、ぜひどなたかと一緒に相談をしながらお仕事探しを進めて頂ければと思います。

〜人の繋がりを頼る〜

誰かに相談すると聞いて、早速頭に思い浮かぶのはどなたか知り合いの顔かもしれませんね。
友人や知人に相談しながら仕事を探す。
あるいは個人的コネクションを頼って仕事の斡旋を期待する。

これも一つの良い選択ではないかと思います。
個人的コネクションについては次項で詳しくお話をしていきたいと思うのですが、今回みなさんにお勧めしたいのは、今みなさんに活用されている医師求人サイトを利用するという選択です。

また、その際、専任の転職コンサルタントに相談をされることをお勧めしたいところです。
その理由は簡単です。
皆さんがご存知ではないような、近年の医療業界における転職動向をしっかりと把握していること。
サイト上にまだ掲載されていない生の求人情報と触れる機会ができるからです。

ご自身の悩みを相談しながら、具体的な求人案件と向き合い、時間をかけて決めていけることから、実は今とても人気が高まっているサービスなんですね。
この方法であれば、あなた自身の意見をうまく取り入れながら、客観的に見ても”いい選択”ができるのではないでしょうか。

知り合いづてで医師求人を探すメリット、デメリット

医師求人を探す上で、個人的コネクション。
つまり横や縦の繋がりを利用してお仕事を探すというのも一つの良質な選択肢ではないかと思います。

一般の民間企業、その他の業界においても”縁故”を利用して仕事を探すというのはむしろポピュラーな方法ですよね。
確かに、一人で地道に探すよりも、むしろいいお仕事を紹介してもらえるのではないかという期待感も出るでしょうし、○○さんが紹介してくれたからという強みもあるかもしれません。

では、実際に医療業界における医師求人の探し方として、この個人的コネクションを利用するというのは果たしてどのようなメリットがあり、また、デメリットがあるのか。
こういった求人探しの方法について、恐らく皆さんもそこまで深く掘り下げて考える機会は少ないかもしれません。

そこで、上記のような内容について、少しまとめてみたいと思います。

〜人の繋がりを利用して転職をするメリットとは?〜

これは率直に言って”仕事を探すのが楽”ですね。
自分の時間を無駄に消費せず、いい仕事があれば誰かに紹介をしてもらう。
ある意味本当に賢い選択と言えます。

また、友人や知人の紹介となれば、一人で不安と戦いながら求人を探す必要がありませんので、どこか安心感も出てくるのではないでしょうか。

全く何の繋がりもない職場へと、ある程度の年齢を経た段階で異動するのは意外と精神的にも疲れるもの。
その点、間を仲介してくれた方が必ずどこかで関係しているわけですから、全く何の繋がりもない、ということもなく、何かがあったときには相談に乗ってもらうこともできるのではないでしょうか。
そういった意味では、様々な恩恵がある転職先の探し方なのではないかとおもいます。

〜人の繋がりを利用して転職をするデメリットとは?〜

では、逆のポイントはみてみましょう。
個人的コネクションを利用した方の中でもっとも声が大きく上がってくるのが「顔を立てる必要がある」ということですね。
自身の知り合いのツテで仕事に就くということは、逆に考えてみれば紹介してくださった方の信用であなたが新たな職場に来れるわけです。

もし、あなたが仕事上で何か重大なミスをしてしまったり、信用問題に発展するような出来事があった場合には、あなただけではなく、紹介してくださった方の顔を潰すことにもなりかねません。

つまり、このような方法で転職をした場合には”人の信用に対する責任”を強く持つ必要が出てくるのです。
これは人にとっては、少々やりづらく感じるかもしれません。

転職コンサルタントに相談して転職成功した医師の体験談

転職体験談~K.Nさん(脳外科医 37歳)
 

多忙な研修時代
私はこれまで脳外科医として順調なキャリア形成をしてまいりました。
思えば20代のころは研修医でお金もなかったため、医療機関での常勤に加えて週末は当直のアルバイトなどをしながら、勤務を終えてからは脳神経に関する研究を進めるなど多忙を極めておりました。(私は英語が苦手だったため、英語での論文制作にはかなり手間取りましたが、地道な努力が実を結び海外の権威のある医療誌で研究論文が取り上げられたこともありました。)

大病院に就職するも・・・
その後、研究の成果などを認められ無事に大病院に就職できたものの、医局での人間関係や医局制度そのものが自身の性格には合わなかったようで、強いストレスを感じる毎日が続きました。
脳神経外科という職業柄、人の生き死にに密接に関わる事になっていたのもストレスの理由だと思います。
勤務中は1分でも気を抜く事が許されないのはもちろん、休みの日にも急患が入って出勤を繰り返すため、大切な家族との時間も満足に取れず、いつしか家族の心は離れ家庭環境は冷え切ってしまいました。
最愛の息子の誕生日にも帰れず、記念日も忘れてしまう事が多くなり、人の命を救う仕事に充実感はあったものの、このままではマズいと思い転職を考えたのが、あるコンサルタントとの出会いでした。

転職コンサルタントとの出会い
 私を担当する事になった転職コンサルタントの方は私より年齢が若く、最初はどことなく頼りがいが無い印象に見えました。
ですが、常に丁寧なカウンセリングを行ってくれて、私の持っている技術や経験などをしっかり把握したうえで年齢や体力も踏まえた病院探しを提案してくれたので、この人に任せれば安心できると感じるようになりました。
病院勤務のためコンサルタントとの面会中も急患が絶えず入ってきて、何度も打ち合わせを中断したり、時には数時間も待たせたり、日を改める事になるなど大変ご迷惑をおかけしたのですが、嫌な顔ひとつせず私の都合を優先して親身に相談にのってくれたのがとても印象深かったです。

ケアミックスの病院へ転職
最終的に、脳神経外科にこだわる必要もないかなというところで話を進めていたところ、脳神経外科を主体に治療方針を立てているケアミックスの病院を紹介していただき、そちらに転職する事が決まりました。
こちらの施設では勤務時間がしっかりと区切られているため、家族との時間もとれるようになり、家族関係を修復する事が出来ただけでなく、コンサルタントの方が私の技術をしっかりアピールして条件交渉をしてくれたため、以前より稼働時間が大幅に減ったにもかかわらず、給料は増額という満足な結果になりました。

転職体験談~T.Kさん(放射線科医師 42歳)
 

地元の病院で勤務する毎日
私が生まれたのは九州の小さな町でした。
両親の体調がよくなかった事もあり、なかなか地元を離れる事ができず、就職したい訳ではなかったのですが、地元の小規模な民間病院に就職しました。
小規模な民間病院でしたが地域に放射線技術を持つ病院そのものが少なかったため患者が一極集中している状態で、入れ代わり立ち代わり患者のCT撮影やMRI撮影など放射線科の業務は多忙を極め、常に動き回ったり手を動かしているか患者と話している、といった毎日。
勤務条件には残業なしと書いていたにもかかわらず、診察が時間内に終わる事はまず無く、診察以外の雑務もあるため毎日3時間以上は残業しなければならない状態でした。

そのうえ病院の理念そのものも私の考え方とは合わず、使っている医療機器や患者への対応方針を含めて、納得がいかないと思う事が次第に増えていくようになりました。
それでも私が転職という事を考える事が出来なかったのは、民間病院にしては給料が良く年棒で1300万円を貰えていたこと、家族が地元にいて家も建ててしまったことが原因です。

医師仲間から紹介された転職コンルタントに相談
そんな時、久しぶりに研修時代の東京の医師仲間と会う機会があり、彼は私の状況を聞くと、「良い医師転職専門のコンサルタントを知っているので、転職するつもりがなくても一度コンサルタントに相談だけしてみたらどうだ」と私に言ってくれました。

友人が紹介してくれた転職コンサルタントは、真面目そうな印象の大手医師転職サイトの専属コンサルタントの方で、まずは私の現状を徹底的に聞いたうえで「もしこれなら転職しても良いと思える条件」を決めようと提案してくれました。
これまでは病院の募集状況や医師求人ありきでしか転職をとらえていなかったので、びっくりしましたが、彼の言う通りに条件を洗い出したところ、「地元である九州を離れず、年収も現状以上で、放射線撮影以外が中心の業務」という条件に決まりました。
「さすがにここまでわがままな条件に合う求人情報はないだろう」と思っていましたが、転職コンサルタントの方はまず「地元+放射線撮影以外の業務」という条件で病院を探してくれ、ある県内の病院を見つけました。

その病院は放射線の最新機器導入にあたり、読影を中心にした業務を担当できる医師を探しているという事で、給料以外は条件どおりだったのですが、転職コンサルタントの方が何度も病院に条件交渉をしてくれた結果、なんと年棒も1500万円台まで引き上げて頂ける事となり、無事にその病院に転職する事となりました。
今では希望どおりの業務につけ、以前よりストレスも無く楽しく働けています。

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